.NET ワークロードをモダナイズする

.NET ワークロードを Red Hat Enterprise Linux と OpenShift に移行する

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概要

.NET ワークロードをモダナイズする場合、クラウド対応インフラストラクチャへのリホスト、クラウドへの最適化、クラウドネイティブ化という 3 つの代表的なモダナイゼーション戦略があります。

このページの目的は、達成可能なメリットや戦略を理解し、自社のイニシアチブを開始していただけるように、現在お使いのワークロードに対するアイデアを提供することです。

どの移行戦略を選択すべきかは、それぞれのビジネス、アプリケーション、優先順位によって異なり、またニーズに応じて複数の戦略を同時に適用できる場合もあります。

Red Hat とマイクロソフトで .NET ワークロードをモダナイズする理由

ビジネス

課題 モダナイゼーションのメリット
ビジネスアジリティが限定的でイノベーションが遅い
従来のインフラストラクチャで従来の .NET ワークロードを処理し続けていると、ビジネスのアジリティとイノベーションが妨げられてしまいます。
ビジネスのアジリティとイノベーションの向上
OpenShift でワークロードを統合すると、シンプルで一貫性のあるビジネスプロセスが実現します。
個別のエコシステムがクラウド導入の障壁となっている
これまで、Linux と .NET のワークロードには、別々のプロセス、ハードウェア環境、管理者スキルと開発者スキルが必要でした。
ニーズに応じたクラウド導入
ワークロードの統合により、運用プロセスの最適化が促進されます。リホスト、リプラットフォーム、およびリファクタリングされた .NET アプリケーションを、Red Hat OpenShift で並行して実行できます。
運用コストの管理
拡張性、信頼性、安全性に優れ、コストの低い専用の Windows 環境を、もともとそのような特性を持つ OpenShift 上の多様なワークロードと並行して管理するにはコストがかかります。
コストの削減と予算の柔軟性
ビジネスプロセスが単純化され、同一または類似のハードウェア上でワークロードが統合されるため、ビジネスの差別化目標を達成するための予算を確保できます。

IT 運用

課題 モダナイゼーションのメリット
データセンターの複雑性
複数のプログラミング言語で記述された複数の種類のアプリケーションを管理する必要があり、その中には独自の管理機能とツールを使用しなければならないものもあります。
優れた拡張性、信頼性、セキュリティ
.NET ワークロードは、OpenShift 上でオンデマンドで拡張できます。
限られたリソース
Windows と Linux/Kubernetes をサポートするためにはハードウェアを分割する必要があります。
統合されたワークロード
コンピューティング・リソースを個別のサーバーとしてではなく包括的に管理できます。
複数のエコシステムの維持
.NET 環境と Linux 環境を個別に管理するには、適切な専用スキルを備えた管理者がそれぞれに必要になる場合があります。
OpenShift 上の統合ワークロード
共通の管理専門知識を、.NET を含むさまざまな種類のワークロードで活用します。Red Hat とマイクロソフトがサポートします。

次のステップ

OpenShift を試用する

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Level Up OpenShift

対象となる Red Hat のお客様が利用できる Level Up Program は、パイロットプロジェクトまたはプロダクション・ワークロード向けに専門家によるガイダンスとフルサポート付きのサブスクリプションを長期間提供します。

Red Hat がお手伝いします

Red Hat と認定システム・インテグレーション・パートナーのネットワークは、モダナイゼーション・イニシアチブのどの段階においてもお客様を支援します。

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